展示テーマ:環境・エネルギー

1 防災・災害用『緊急電源つなぐ君』の開発
会場MAP
石巻専修大学 ・ ㈲尾張技研
理工学部 情報電子工学科 教授 若月 昇
石巻専修大学は、文部科学省の支援を受けた『東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト』の一環で、『エネルギー&モビリティ統合インターフェースの研究』を展開中。新提案の“過渡電流スイッチ回路による電流遮断技術”を適用し、石巻市の被災企業である㈲尾張技研が汎用電源装置を試作した。交直流で蓄電池の充電可能で、出力は300VDC、100VAC、USBなどを具備した小形電源である。情報提供用のデスプレイも搭載。
【適応事業分野】防災災害用品分野、直流配電分野、蓄電池応用分野、災害情報通信分野
【キーワード】防災災害用品 直流配電技術 アークフリー電流遮断
wakatuki@isenshu-u.ac.jp

2 再生可能エネルギー用発電機の開発
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鶴岡工業高等専門学校
電気電子工学科 教授 高橋 淳
安全で環境にやさしい再生可能エネルギーを用いた発電技術が注目されている。一般的な発電機は高速回転になるほど効率が良いが、再生可能エネルギーから高速の回転力を得ることは難しい。機械的損失を削減して再生可能エネルギーを有効利用するためには増速機を必要としない発電機が必要である。多極化が容易なリラクタンスジェネレータを利用し、永久磁石を組み込むことによって独立電源での使用を可能にする発電機を検討する。
【適応事業分野】家庭用小型風力発電、小水路でのマイクロ水力発電、非常用の独立電源。
【キーワード】SRジェネレータ 再生可能エネルギー 独立電源
http://www.tsuruoka-nct.ac.jp

3 石炭灰利用ポーラスコンクリートの利用技術
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宮城大学食産業学部 公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 ㈱共和コンクリート
環境システム学科 教授 原田茂樹、小野寺沙知
公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 忌部正博、屋井裕幸
共和コンクリート株式会社 武井修、宝池豊
ポーラスコンクリートは固いというコンクリートの長所に加え、浸透性という特徴を併せ持つ。そのため、市街地で雨水流出抑制の効果をもつとともに、重金属の流出拡散防止に寄与する。この研究では、これまでその潜在能力が確認されてきたポーラスコンクリートの骨材として未利用廃棄物となる石炭灰を用いることを検討した結果を示す。石炭灰から最適粒径の骨材が得られ、それが重金属吸着効果を持つことを中心に発表する。
【適応事業分野】下水道計画、廃棄物利用、重金属リサイクル
【キーワード】ポーラスコンクリート 重金属拡散防止とリサイクル 雨水排除施設利用
http://www.myu.ac.jp/teachers/syokusan-teacher/haradas

4 任意素子値に埋込回路形成技術の開発
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仙台高等専門学校
総合科学系理数科 教授 鈴木勝彦
リサイクル可能な熱可塑性樹脂基板にレーザーを局所的に照射しながら微粒子をジェット噴射してその基板に配線・素子(抵抗、積層キャパシタ、コイル)をその場で埋め込み形成する技術の開発を行っている。オペアンプは既成品を使うがそれ以外は、その場で基板に埋め込みし、非反転増幅回路、反転増幅回路が可能なことが確認されている。ビアの形成も確認できており、多層板も可能である。
【適応事業分野】プリント基板事業、素子形成事業など
【キーワード】プリント基板事業、素子形成事業など
http://www.sendai-nct.ac.jp/

36 粘土膜の伝統的漆器のコーティングへの応用
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独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
コンパクト化学システム研究センター 首席研究員 蛯名 武雄
産総研が研究を行ってきた粘土膜を、より広範な用途に用いるため、各種粘土、およびコーティング液を開発しました。産総研は東北工藝製作所と共同で、このコーティング液を宮城県伝統的工芸品である「玉虫塗」の漆器表面に保護膜として適用することにより、耐擦過性、耐紫外線性、難燃性を向上する検討を行っています。想定される製品は、自動車内装材料、食器、スマートフォンカバーなど多岐に渡っています。
【適応事業分野】自動車部品、スマートフォン筐体、食器、看板等
【キーワード】粘土膜ガスバリア性耐熱材
https://unit.aist.go.jp/ccs/index.html

37 マイクロ波リアクターモジュール
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独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
コンパクト化学システム研究センター 触媒反応チーム 西岡 将輝
反応場にマイクロ波を照射することで、反応時間の大幅な短縮や、迅速な温度制御が可能なことが知られています。しかし、マイクロ波反応プロセスは、マイクロ波照射ムラや電磁波漏えい対策など設計にノウハウが必要であり、小型化が難しいなど、普及が進んでいません。幅広い反応器形状に対応でき、制御性が高く、小型化が可能なマイクロ波照射技術開発を行い、簡単に利用できるマイクロ波リアクターモジュールを開発しました。
【適応事業分野】各種マイクロ波反応プロセス、可搬型分析装置などへのマイクロ波リアクター組込
【キーワード】マイクロ波 リアクター 化学反応
https://unit.aist.go.jp/ccs/index.html

38 天然モルデナイト中空糸膜
会場MAP
独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
コンパクト化学システム研究センター 機能性ナノポーラス材料チーム 長瀬 多加子
天然ゼオライトは有害イオンの選択的吸着性などで注目を集めていますが、濾過処理使用後の微粒化がハンドリング上の問題となっています。そこで、天然ゼオライトにバインダーを30%程度加え、2~3ミリ径のフレキシブルな中空糸濾過膜を開発しました。本材料はゼオライトの吸着性能を保持しており、液体中や気体中の微粒子除去や脱臭、除湿、有害イオン濃度低減などへの利用が期待できます。
【適応事業分野】畜産排水(脱臭)処理,中空糸膜式除湿器,空気清浄器など。
【キーワード】天然モルデナイト 中空糸膜 ゼオライト精密ろ過膜
https://unit.aist.go.jp/ccs/index.html

55 温泉や地熱あるいは排熱を利用した水からの水素製造技術
会場MAP
東北大学
大学院環境科学研究科教授 土屋範芳,准教授 渡邉則昭
産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 地熱チーム 研究員 最首花恵,チーム長 浅沼宏
再生可能エネルギーや未利用エネルギーを利用した化石資源以外からの水素製造技術として,温泉や地熱あるいは排熱を利用した水からの水素製造技術に関する展示を行います。具体的には,温泉水と廃アルミニウムとの反応による地産地消・小規模分散型の水素製造技術および地熱や排熱を利用した300℃程度の熱水と地熱地帯や石油精製で生じる廃硫黄との反応による水素製造技術に関する研究内容を紹介いたします。
【適応事業分野】水素製造システムの共同開発等,実用化に向けた連携
【キーワード】再生可能エネルギー 未利用エネルギー 水素製造
http://www2.kankyo.tohoku.ac.jp/komai/
http://www.aist.go.jp/fukushima/ja/unit/GET.html