支援メニュー活用事例

令和4年12月

新生ブランド「仙臺銅壺(せんだいどうこ)」シリーズ化に向けた新製品開発
(みやぎ中小企業チャレンジ応援基金事業)
株式会社タゼン


 

 

 

 

 

 


【事業概要】

田善(タゼン)の歴史は、伊達政宗に腕を見込まれた御銅師(おんあかがねし/藩政時代当家
先祖が代々「御銅師」と呼ばれてきました。)田中の善蔵が、慶長元(1596)年に現在の大阪か
ら宮城・仙台に招かれたことから始まります。

当初は神社仏閣の装飾製造が中心でしたが、時代とともに庶民の生活に密着した銅製品「銅壺
(やかんや鍋)」を作るようになり、明治から大正時代にかけて人気商品となりました。 かつて
人々に愛された「銅壺」を今風にアレンジし、復刻したシリーズが「仙臺銅壺」です。

東日本大震災後、仙台市内の飲食店を中心に急速に広まった「せり鍋」を飲食店や家庭でより
おいしく楽しんでいただけるよう、銅製オリジナル鍋を製品化。令和2年11月に日本初となる、
せり鍋専用の銅製鍋「仙臺銅壺せり鍋」として販売を開始しました。販売直後から県内を中心に
多くのメディアに取り上げられる等、大きな反響があったお陰もあり、累計出荷数は現時点で45
個になります。本格的なせり鍋シーズンを迎え、新規顧客開拓中です。

さらに、飲食店やセレクトショップ、一般ユーザー等多方面からいただいた「新たな仙臺銅壺」
への要望に応えるとともに、コロナ禍で苦しむ飲食業界を盛り上げようという思いから日本酒
専用盃・徳利・燗鍋(燗鍋鍋)等を製品化。令和4年11月に「仙臺銅壺酒器」シリーズの販売を
開始しました。

なお、「仙臺銅壺せり鍋」「仙臺銅壺酒器」シリーズの製品開発にあたっては、令和元年度及び
令和3年度
みやぎ中小企業チャレンジ応援基金事業を令和4年度には中小企業販路開拓総合支援
事業「市場投入支援」
を活用し、「仙臺銅壺」のニーズ・訴求方法のさらなる把握と認知度向上
に取り組んでいます。

代々受け継いできた伝統技術と、現代職人の感性の融合の業をもとに、地域と飲食業界の活性
化に取り組んでいきます。

 

【企業の声】

開発製造から販路開拓まで、一貫して継続的にサポートしていただけたことが、祖業の銅(あ
かがね)事業の復活・発展に繋がりました。

また課題に対しても、丁寧に相談対応いただき、コミュニケーションを重ねたことで、方向性
を見失わず、より明確なビジョンを持って事業を前に進めることができました。

手厚いご支援と顔の見えるお付き合いが、「ここぞ!」という時の一押し、励みになりました。

■仙臺銅壺シリーズ

屋内, 木製, キッチン, テーブル が含まれている画像
<p class=MsoNormal style=margin-left:14.15pt;text-indent:11.6pt;line-height:18.0pt><span style=屋内, テーブル, 座る, 表示 が含まれている画像
<p class=MsoNormal style=margin-left:14.15pt;text-indent:11.6pt;line-height:18.0pt><span style=屋内, テーブル, ドーナツ, 座る が含まれている画像
<p class=MsoNormal><span lang=EN-US style='font-size:10.0pt;font-family: 

【企業概要】

 

代表者:代表取締役社長 田中 善一

住 所:仙台市青葉区一番町1-12-40

電 話:022-284-1641

E-mailzen-tanaka@tazen.co.jp

URL:https://tazen.co.jp/

従業員:48名

業 種:住宅設備機器販売・施工・リフォーム・ガス管工事等。銅製品の製造・販売

中小企業販路開拓総合支援「市場投入支援」は、中小企業者が開発中の試作品や技術の応用又は既存品改良による製品化に対し、市場ニーズに適合した効果的な上市を促進するため、国内外の マーケティング調査等を外部専門家に委託して実施する事業です。,みやぎ中小企業チャレンジ応援基金事業は、地域資源(農林水産品、歴史、文化、鉱工業品、産地技術、人材等)や優れたビジネスアイディア等を活用し、新商品や新サービスの開発を行う事業に対して事業経費の一部助成を行う事業です。