再生支援事例について(平成21年5月29日公表 その1)
宮城県中小企業再生支援協議会による再生計画策定支援完了の報告について(1)
このたび、宮城県中小企業再生支援協議会による再生計画の策定支援が完了しましたので、その概要をお知らせいたします。
1.企業概要 業 種:自動車修理業 売上高:約240百万円
資本金:10百万円 従業員:15名
2.計画策定期間 平成20年5月~21年1月(実質8カ月)
3.支援担当者 常駐専門家及び外部専門家(税理士・中小企業診断士)ほか
4.相談時の状況
① 平成17年決算期をピークとして、売上高は減少の一途をたどっていた。
② 受注先との力関係や同業者との競争から、受注単価の引下げが続き、利益が圧迫されていた。
③ 過大な不良在庫の発生など、内部管理の甘さがみられた。
5.支援選定の理由
① 受注先は比較的安定しており、受注先からは高い技術力と充実した設備が評価されている。
② 主力取引金融機関が再生支援に積極的な姿勢をみせている。
6.再生計画の目標
① 2年以内の経常利益の黒字転換、6年以内の実質債務超過の解消を図る。
② 有利子負債の対キャッシュフロー倍率を5年目で6倍以内とする。
7.再生計画の内容
① 既存受注先の拠点開拓、年中無休体制の確立、個人ユーザー受注の開拓などにより、売上高の増加を図る。
② 中古部品の活用による材料費の見直し、効率的な労務シフトによる人件費の圧縮、工場集約化効果などにより、経費の削減を図る。
③ 含み益のある社有不動産を関係会社へ売却して金融債務と債務超過を圧縮し、財務体質の健全化を推進する。
④ 金融債務を主力取引金融機関へ一本化し、資金繰りの長期安定化を図る。
以 上
